矯正治療症例

矯正治療について

主訴

• 笑ったときに前歯が大きくて上手く笑えなかった。
• 小学校高学年頃からずっと気になっていて直したかった。
• 出っ歯が気になっていた。

診査時の所見や治療計画の方針について

右下の一番奥歯が正しく噛み合っていない状況でした。（内側に傾いている状態）
同様に左奥歯も少し傾いていました。
また、それ以外に出っ歯でした。

これを正しい位置へ動かすスペースがなかったため、上下とも奥に少しずつずらす・外側に広げる・歯を削るという3つの方法でスペース確保する方針としました。

矯正治療にとって、奥歯を後ろにずらすことは、大変難しく時間が掛かります。
しかし、インビザラインは少しずつではありますが、患者様の負担が少なく動かすことができます。

その他に習癖（舌と唇）がありました。
舌は、正しい位置になく奥に引っ込んでる状態でした。
また、嚥下時に舌を前に出す（乳児嚥下）癖がありました。
唇は、下唇を噛む癖と爪を噛む癖がありました。
歯並びが悪い原因の1つとして、これら悪癖が要因と考えられるため、MFT（口腔筋機能療法）の実施を矯正治療と並行して行いました。

患者様の声

矯正治療前の悩み

真面目な顔写真を撮るときに口を閉じれなかった。
矯正器具を付けた時の見た目の問題が心配だった。
ワイヤーの矯正になると思っていたので、矯正したときの周りの反応が気になっていた。

検査時の感想

全体的に診査は痛くなく楽だった。
口腔内3Dスキャナー（iTero）のビフォー・アフターシュミレーションがわかりやすくてイメージしやすかった。
シュミレーションのお陰で治療が楽しみになった。

治療を終えて

治療が長く3年くらいかかった。
インビザのポッチが取れてスッキリした。
友達と食事をする時に食べられないこともあったが、今日から気軽に食べられるから嬉しい。